システムエンジニアがモヤっとする5つのポイント
はじめに
こんにちは、システムエンジニア歴30年のおかかです。
今回は、システムエンジニアとしてSES(システムエンジニアリングサービス)で働いて感じた
「SESってなんか変じゃない?」という違和感を率直にまとめてみました。
Q. SESってどんな働き方?
SESとは「システムエンジニアリングサービス」の略で、エンジニアが客先に常駐して業務をサポートするスタイル。
開発、運用、テストなど幅広い業務を担当しますが、特徴的なのは「成果物ではなく、作業時間で契約されている」ところ。
Q. どこが変なの?正直に言います…
1. 派遣じゃないのに、ほぼ派遣
「指揮命令は受けてないことになってます」って…実際、がっつり指示受けてますけど?
SESは準委任契約で、指示を受けない建前。でも、実態はほぼ派遣。
法的な建前と現場のギャップにモヤモヤ。
2. 成果よりも「稼働時間」が評価される
「今日は頑張った!」って思っても、
「定時までは席にいようね」って…成果主義どこいった?
頑張っても、早く終わらせても、見えるのは“工数”だけという仕組みに疑問。
3. 現場ガチャで人生変わる
「同じ会社でも、現場によって天国と地獄がある」って、
それ、完全に運ゲーじゃん。
人間関係、仕事内容、リーダーの質…。
SESでは**“どの現場に入るか”が全て**と言っても過言じゃない。
4. キャリアパスが不明確
「スキルアップしたいです!」って言ったら、
「現場に聞いてみますね」って…育成はどこ行った?
どれだけ経験しても、評価するのは現場じゃなくて自社の営業。
でもその営業、現場の仕事知らない。
誰が自分のスキルを見てくれてるの?
5. 技術より“空気”が大事
「技術力より、空気読める人が評価される」
それってIT業界でやる意味ある?
無難な人が評価されやすい風潮。
技術で勝負したい人にはしんどい世界かも。
Q. じゃあSESはダメなの?
いや、そうとも限りません。
SESにはいろんな現場を経験できる強みがあります。
若いうちに経験を積んで、
「この技術やりたい」「こんな環境で働きたい」っていう方向性を探るのにはアリ。
ただし、目的を持たずに流されると、何年経ってもスキルが積み上がらないのが現実。
結論:「SESは目的がないと迷子になる働き方」
- キャリアを自分で設計できる人にはチャンス
- 成長の責任を他人に任せたい人には地獄
若手エンジニアだからこそ、「なんか変だな」と感じた違和感を放置せず、行動に変えていこう!
いまのSES経験をどう活かすかは、自分次第です。
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