こんにちは、システムエンジニア歴30年のおかかです。
今回は、「SES(システムエンジニアリングサービス)とテレワークの相性」についてお話しします。
■ テレワークのメリットは大きい!
まず最初に、テレワーク(リモートワーク)のメリットをおさらいしましょう。
- 通勤時間ゼロで、時間を有効活用できる
- 集中できる環境を自分で整えられる
- 家族や趣味の時間を取りやすい
- 無駄な会議や雑談が減ることで生産性アップ
こうした理由から、エンジニアにとってテレワークは非常に魅力的な働き方です。
でも、SESの現場になると…なぜかうまくいかない。
■ SESとテレワークの相性は「悪い」と感じる理由
ズバリ、「管理することにお互い慣れていない」からです。
管理する側(クライアント)の不安
- 本当に作業しているのか?
- 進捗は問題ないのか?
- 困ってることがあっても気づけない…
管理される側(エンジニア)の戸惑い
- 報告の頻度や粒度がわからない
- 孤独感がある
- 指示待ちになりがち
「対面なら何とかなったこと」が、テレワークだと全部“見えない”んですよね。
■ じゃあ、どうしたらうまくいくの?
結論:自主性を持って行動することがカギ
テレワーク下のSES現場では、言われる前に動く力=“自主性”が重要です。
例えば…
- 自分から朝イチで今日のタスクを共有
- 進捗報告を1日1回するだけでも安心感を与える
- 詰まったらすぐに相談する
「信頼を勝ち取る行動」を意識するだけで、関係はガラッと変わります。
■ 管理側もやるべきことがある
エンジニア任せではうまくいきません。
クライアントやリーダーにも次のような工夫が必要です。
- タスクを可視化する(例:BacklogやTrello)
- 進捗報告のテンプレを用意する
- 成果物で評価するようにする(時間ではなくアウトプット)
「信頼して任せる」「任せやすくする」仕組みづくりが、テレワーク成功の土台になります。
■ まとめ:SESでもテレワークはできる!
テーマ | ポイント |
---|---|
テレワークのメリット | 通勤ゼロ、集中できる、時間を有効活用 |
相性が悪い理由 | 管理に慣れていない、信頼関係が築きにくい |
解決のカギ | 自主性と信頼をベースにしたコミュニケーション |
SESとテレワークは、正直に言えば最初はやりにくいです。
でも、お互いが「信頼」をベースに動けるようになれば、むしろ最強の働き方になりますよ。
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