
えっ、なんで動いてくれないの!?
僕が言ってること、正しいのに…
IT業界30年、フリーランスSEのおにぎりです。
若手リーダーとして頑張るあなた、こんな悩みに心当たりないですか?
「正しいことを言っても、チームが動かない」
「指摘は間違ってないのに、なぜかギクシャクする」
その気持ち、めちゃくちゃ分かります。
ぼく自身、過去に“正論で空回りしていた時期”がありました。
でも気づいたんです。人を動かすのは「正しさ」よりも「関係性と伝え方」だってことに。
この記事では、実体験を交えながら
「なぜ正論だけでは人が動かないのか」
「どうすれば伝わるのか」
をわかりやすく解説します。
お悩み:正論なのに通じない

論理的に説明したのに、なんで納得してくれないの!?

正論は確かに“間違ってない”。でも、“心に響く”とは限らないんだ。
私も同じことで何度も悩んだことがあったよ。
今回は、私の今までの経験で分かったこと元に話してみるね。
結論:人が動くのは「納得」より「共感」
頭ではわかっていても、気持ちが動かなければ人は行動しません。
たとえば「残業は減らしましょう」と言っても、目の前のタスクが多ければ「ムリです」で終わり。
論理よりも先に、相手の状況や気持ちに目を向けることが大事なんです。
共感で心を開く3つのステップ+タイミングのコツ
ステップ1:まず相手がどう“受け止める”かを考える

聞いてもらいたいなら、まず自分が聞いてもらう側の気持ちになってみよう。
相手に動いてほしいなら、最初に「ちゃんと見てるよ」「分かってるよ」という姿勢を示すこと。
- 「忙しいのに頼んでごめんね」
- 「大変なのはわかってるよ」
そんなひと言で、相手の“心のドア”が開くんです。
もし、相手の”心のドア”が閉まっていたり、こちらが相手のドアを閉めてしまっては、相手にはどんな言葉も届かないんです。
ステップ2:伝え方を変えてみる

たとえ正論でも言い方ひとつで、「ありがたい助言」にも「ただの説教」にもなるんだよ。
伝え方を変えるだけで、受け取られ方はガラッと変わるんです。
たとえば…
❌「それ、非効率ですよ」
✅「それって、もしかするともっと楽にできるかもですよ」
同じ意味でも、柔らかい表現や提案の形にするだけで「反発」ではなく「協力」を引き出せます。
もし、自分が言われる側の立場としたら、どっちが良いですか?
純粋な伝え方も見直してみましょう。
👉 PREP法で伝える力をつける
ステップ3:小さな「お願い」から始める
いきなり全体最適の正論を押しつけると、反発されやすくなります。
正論を通すには、まず“小さな協力”から積み上げることです。
✅ まずはやりやすいことから「お願い」する
✅ 成果が出たら「ありがとう」でしっかり伝える
✅ 徐々に改善の輪を広げる
このようにさらに小さなステップを踏むことで、正論が相手に取って「自分ごと」として受け入れられていきます。
「自分ごと」として受け入れられれば、自然と相手も動いてくれるようになります。
正論は“タイミング”が命
正論って、言うタイミングを間違えると逆効果です。
- イライラしてる時
- 疲れてる時
- プレッシャーがかかってる時
上にあげたよう場面では、まさにステップ1で話した「相手が心のドアを閉ざしている状態」だからです。こういう場面では、どんなに正しい事でも相手には刺さりません。
もしかするとこの「タイミング」というのが一番難しいかもしれません。
少しでもハードルが下がるように常日頃から相手との信頼関係を作っておくのが吉です。
こればかりはあとは経験して学んでいくしかないですね。

正論は“冷静なとき”に、“余白のある言葉”で届けよう。
まとめ:人を動かすのは、正しさ+思いやり
正論が悪いわけじゃありません。
でも、それだけでは人は動かないのも事実。
だからこそ
- 言い方をやわらかく
- なるべく相手の気持ちをくみとる
- 少しずつ巻き込む
+ タイミングを見計らう
この『3つのステップ+タイミング』を意識するだけで、相手への伝わり方はガラッと変わります。
- 正論を言う前に「相手の状況」を想像してみる
- 指摘ではなく「提案」に変換してみる
- 小さなお願いから始めてみる

明日から正しいだけじゃなく、伝わる工夫をしてみます!
職場での伝え方に悩んだことはありますか?気軽にシェアしてください!
この投稿が悩んでいる人へのヒントになればうれしいです。
もし、ご意見や扱ってほしいテーマなどがあれば、気軽にコメントしてください!
コメント