
“概要設計やっといて”って言われたけど…それって基本設計のこと?
こんにちは。IT業界歴30年以上、おにぎりです。
若手エンジニアやリーダーのみなさん、言葉の定義って、ちゃんとすり合わせてますか?
プロジェクト内で飛び交う専門用語。
わかったふりで流してると、後で「そんな意味じゃないよ」なんてことも…。
今回は、用語のズレが招くすれ違いと、その確認のコツを紹介します。
ちょっとした習慣で、トラブルはぐっと減らせますよ。
- よくある“用語のズレ”がなぜ起こるか
- なぜ「知ったかぶり」が危ないのか
- トラブルを防ぐための確認ステップ
- 現場で今日からできる用語チェックのコツ
お悩み:“言葉”のズレが、誤解を生む

”要件定義は終わった”って言われたけど…あれって要望をヒアリングしただけじゃないのかな…
結論:意味の確認を怠ると、トラブルになる
使う言葉の意味は、プロジェクトごとに微妙に違う。
“わかってるつもり”で動くと、成果物もズレる。
わからない言葉はすぐ確認。これが信頼される第一歩です。

立ち上がったばかりのプロジェクトや、参画したばかりのプロジェクトではとても大事だね。
IT業界は方言でいっぱい?
プロジェクトには“方言”があります。
「要件定義」「レビュー」「実装」など、
同じ言葉でも、意味や範囲が違うことが多いです。
特に危険なのが——
- 自分の経験で意味を決めつける
- 知らないけど「聞くのが恥ずかしい」と流す
- 調べずに「たぶんこうだろう」で進める
これ、あとで火種になるかも。
用語トラブルを防ぐ3つの行動
1. わからない言葉は“その場で”聞く
「このプロジェクトで、〇〇ってどういう意味ですか?」
これだけでズレは防げる。
ごくごく当たり前のことだけど、だからこそおろそかにされることが多い。
確認しておくと後悔しません。
2. 定義や範囲を“見える化”する
ドキュメントやWikiに「この言葉の意味はこれ」とまとめておく。
みんなで共有することで、新人も迷わない。
3. 複数の意味がある言葉には“補足”をつける
共通認識を持てたとしても文章にしたり使う場面で、意味が異なる場合もあります。
そんな時には、補足をつけてできる限り意味が伝わるようにしてみてください。
「基本設計(画面・帳票中心)」「レビュー(口頭確認のみ)」など。
書き方ひとつで伝わりやすさが変わります。
まとめ:分かったふりをせず、確認するクセをつける
- わからない言葉が出たら、すぐその場で聞く
- 会話中の重要ワードをメモし、後で定義を確認
- 自分がドキュメントを書くときは補足を入れる
この投稿が悩んでいる人へのヒントになればうれしいです。
もし、ご意見や扱ってほしいテーマなどがあれば、気軽にコメントしてください!
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