
プレゼンが終わったあと、また聞かれちゃった…『で、結局どうすればいいの?』って…
IT業界30余年、フリーランスのシルバーエンジニア。おにぎりです。
話している途中はうなずいてくれていたのに、最後に「で、結論は?」と言われること、ありませんか?
これは「伝え方の構造」が原因です。
今回は、PREP法とエレベータートークの2つの方法、“結論がわからない人”にならない方法をお伝えします。
若手リーダーにこそ身につけてほしい、相手に伝わる話し方の基本。
✔ 会議で要点をズバッと話せる
✔ メールやチャットも分かりやすくなる
✔ 信頼されやすくなる
- なぜ「結論がわからない」と言われるのか
- PREP法の使い方と効果
- エレベータートークで伝えるコツ
- 明日からできる伝え方の改善ポイント
お悩み:丁寧に説明しても伝わらない

順を追って丁寧に話したつもりだったんだけどなぁ…

相手のことを思って丁寧に話しても、必ずしも伝わる会話になるとは限らないんだよ。ここでは、会話の組み立て方と話し方を考えてみよう。
結論:PREPとエレベータトークを意識すれば必ず伝わる
話が伝わらないのはなぜ?
伝わらない理由は「順番」と「会話の長さ」。
いくら丁寧に話しても、結論が最後まで出てこなければ、聞いている人はモヤモヤする。
しかも、話が長いと相手に「会話内容の整理」を委ねることになり、「結局、何が言いたいの?」になりがちなんだ。
対処法:伝え方はPREP+エレベータートークで整える
✅ STEP1:PREP法で構造をつくる
PREP法は、話や文章を「わかりやすく」「説得力を持って」伝えるためのフレームワーク。
4つの要素で構成されており、順番に並べて話すことで、論理的かつ簡潔に主張を伝えられます。
- Point(結論):まず、答えを先に言う
- Reason(理由):なぜそう思うのか伝える
- Example(具体例):実体験や事例で補強
- Point(まとめ):もう一度、結論を繰り返す
📌例)
「このまま進めるべきです(Point)。なぜなら、設計変更の影響が少ないからです(Reason)。先週も同様のケースで変更に2日かかりました(Example)。だから、今の設計で進めるのが妥当です(Point)」
まずはこの4つの要素で話してみよう。
✅ STEP2:エレベータートークで「短く話す訓練」
エレベータトークとは「部下が忙しい上司を捕まえて決断を迫るのに、エレベータに乗っている30秒の間で、要点を伝え了承を得る」ための会話法のこと。
(もともとは起業家が投資家のいるビルに行って売り込んだというエピソードから取られたらしい)
この『30秒』という短い時間ではとてもじゃないけど『無理!』って思うかもしれないけど、これも訓練。ここで必須になるのが、、まずはSTEP1のPREP法。
結論と要点を整理しておく。
更に次のことを意識して話してみる。
・誰に
・何を
・なぜ
・どうしてほしいか
この4点を30秒にまとめる練習をすると、自然と話の軸ができてくる。
話の軸がブレなければ、相手に考えるポイントが伝わりやすく、相手も判断しやすくなる。
まとめ:会話の構成と長さで伝え方を変える

話の構成と話し方を変えるだけで伝わりやすさが違うんだね!

私も昔、当時の上司から『君は話が長い』って言われてすごく落ち込んだことがあったよ。
でもPREP法とエレベータトーク、この2つを意識して話すようにしたら、
『かなり話が分かりやすくなったね』とその上司からのリアクションがだいぶ変わったよ。
- 1日1回、30秒で伝える練習をする
- 会話やメール、チャットはPREPで組み立てる
- 会議で話す前に「まず結論から言いますと・・・」と口に出す
この投稿が悩んでいる人へのヒントになればうれしいです。
もし、ご意見や扱ってほしいテーマなどがあれば、気軽にコメントしてください!
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