
頭の中がごちゃごちゃで、何から手をつけたらいいのか分からない…
IT業界30年以上、フリーランスSEのKAZです。
仕事で悩んだとき、いろんなことを考えすぎて、
頭の中がごちゃごちゃになって手が止まる・・・なんてこと、ありませんか?
そんなときに役立つのが名著『ゼロ秒思考』。
その本の中で紹介されている一分間メモは「A4用紙と1分だけで、思考がスッキリまとまる」最強メソッドです。
今回は、新人SEにもすぐ実践できるやり方を紹介します。
- 『ゼロ秒思考』とは?新人SEにおすすめの理由
- 若手エンジニアに向いている理由
- 実践ステップと準備の仕方
- 続けるコツとよくあるつまずき
お悩み

頭では分かってるのに、モヤモヤして動けないことが多くて…

そんな時には『1分間メモ』で頭の中を整理してみよう
結論:『ゼロ秒思考』で思考を整理しよう
『ゼロ秒思考』で、考えすぎるクセをなくすトレーニングを行う。
1日10分のメモ習慣で、悩みの整理が速くなり、行動力がつく。
『ゼロ秒思考』ってどんな本
『ゼロ秒思考』は思考のスピードを爆上げする方法がいくつも紹介されているとても良い書籍です。
今回紹介する『一分間メモ』は、その中の一つ「1分でA4用紙に思考を書き出す」だけの簡単な方法です。
著者の赤羽雄二さんは、マッキンゼー出身の経営コンサルタント。
彼自身が悩んだとき、この方法で思考の整理・判断力・自信を身につけたと言います。
このメソッドは、とくに悩みがちな新人エンジニアにぴったり。
頭の中が整理されて、自然と行動に移しやすくなります。
ゼロ秒思考のやり方5ステップ
Step0:準備するもの
- A4用紙(無地 or 罫線)×10枚
- 書きやすいペン
- 静かな机まわり(←集中するためw)
Step1:テーマを決める
たとえば
- 最近うまくいかなかったこと
- やりたいけど手が出ない理由
- 自分が得意なことって?
Step2:A4用紙に日付とテーマを書く
左上に日付、右上にテーマを書くのが基本。
Step3:1分で書き切る
時間を測って、思いついたことを書く(最低でも4〜6行)
文法や正しさは気にせず、とにかく思いつくままに。
時間が来たら、文の途中でも終了する
Step4:書き出したものを見返す
書き出したものを、少し時間を空けて読み返す
読みかえすまでの時間は、その時にあわせて10分でも、1時間でも、1日でもOK。
読みかえしてみると、問題点や解決のヒントが見つかるかも。
もし、新たな問題点が見つかったら、それをテーマに新たに1枚書いてみよう。
Step5:毎日続ける(できれば10枚)
まずは1〜3枚から始めてOK。慣れたら10枚を目標に。
朝のルーティンにすると習慣化しやすいよ。
KAZの実体験
私も検討に詰まったときや、考えをまとめたいときにこの『一分間メモ』を使います。
それまでExcelやマインドマップなど、他の方法もいろいろ試してみましたが、
結局、今回紹介した『一分間メモ』が自分に一番あっていました。
この方法で、どんどん自分の頭の中が整理されていくのを実感したり、
新たな発見があったりと、いろいろと重宝しています。
あくまで個人的な感想ですが、『手書き』というアナログな方法と『1分間』という時間的制約があることが、脳を活性化させてくれるような気がします。
10枚も続けると頭がフル回転して、『脳が汗を書く』という感じを実感できるので、ぜひ試してみよう
よくあるつまずきとコツ
つまずきポイント | 解決のヒント |
---|---|
書くテーマが思いつかない | 「なんとなくモヤモヤすること」でもOK |
きれいに書こうとしちゃう | とにかく雑でいい!スピード重視で |
書いてもスッキリしない | 続けてるとだんだん効果が見えてくるよ |
忙しくて続けられない | 朝イチや寝る前に3分だけでも時間を作ってやってみる |
まとめ:『ゼロ秒思考』でモヤモヤをスッキリに

文字を読むのが苦手な人には、マンガ版もあるよ。
この投稿が悩んでいる人へのヒントなればうれしいです。
もし、ご意見や扱ってほしいテーマなどがあれば、気軽にコメントしてください!
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