「どっちを選んでも地獄…」そんなときの選び方|現場で役立つ判断のコツ

品質と納期を天秤にかけて悩んでいるおかかくん リーダーシップ
おかかくん
おかかくん

こっちを選べばトラブル、でもあっちも地雷…。どうすればいいの!?」

IT業界30余年、フリーランスのシルバーSE。おにぎりです。

プロジェクトには「どちらを選んでも問題が起きる」ような状況があります。
たとえば「品質を取るか、納期を取るか」「使えない人を残すか、切るか」など。

そんなとき、私が学んだのは「最悪を避ける力」です。
善悪ではなく、「よりマシな悪」を選ぶ判断軸。

経験則で動くだけでは足りない。
こうした選択に向き合える力こそ、リーダーに必要な資質です。

この記事でわかること
  • 「悪か、もっと悪いか」の選択肢に出くわしたときの考え方
  • 判断を誤らないための2つの視点
  • 若手リーダーが冷静に決断するためのコツ

お悩み

おかかくん
おかかくん

どっちもまずいってわかってるけど、どっちか選ばないと進まない…

おにぎりさん
おにぎりさん

選択肢が“良いか悪いか”じゃなくて、“悪いかもっと悪いか”になるのが現場だよ

結論:最悪を避ける判断を!

この記事の結論

最悪を避けて「いちばん被害が少ない道」を選ぶ。
それが現場で生き残る選択。

選択は良いか悪いかの二択にならない場合の方が多い

プロジェクトは常に理想どおりには進まない。
火がついた状態での判断もあるし、リーダーには“最悪の中の最善”を選ぶ力が問われる。

「納期を守ればバグだらけ」
「品質を取れば納期遅延」

こんなときは、リーダーが「誰にどんな影響が出るか」を考え抜くしかないと思います。

対処方法:ステップとアクション

ステップ①:被害の範囲と深さを見極める

  • 「誰が」「どれくらい」「どのくらいの期間」困るのかを整理する
  • 影響が一時的ならまだマシ。継続的ダメージは要注意

ステップ②:巻き込む人を選ぶ

  • 一人で抱えるのはNG。状況を共有し、他の視点ももらう
  • 納期遅延なら営業やPM、品質低下ならテストチームという風に、事前に相談しておく

ステップ③:「失敗前提」の行動計画を立てる

  • どちらを選んでもマイナスなら、その後のリカバリプランがカギ
  • 「起きるトラブルは何か」「その備えはできているか」を明確に
おにぎりさん
おにぎりさん

自分も若いときは、『必ず良い選択(解決策)があるはずだ』と考え込みすぎて、判断が遅れることもありました。

よくある疑問

おかかくん
おかかくん

「どっちを選んでも怒られる」ようなときは、どうしたらいいの?

おにぎりさん
おにぎりさん

怒られるのが確定ならば、より「納得してもらえる説明」ができる方を選択するね。

まとめ:「よりマシ」な選択をしよう!

この記事の結論
  • プロジェクトには「どっちも悪い」選択になる時がある
  • そんなときは、正解ではなく「被害が最小」を狙う判断が大切
  • 判断軸は「誰にどれだけの影響が出るか」で決める
明日からできるアクション
  • 感情ではなく、影響範囲で判断するクセをつける
  • 自分ひとりで決めない。早めに巻き込む
  • 「この選択でどんなトラブルが起きるか?」を書き出してみる

この投稿が悩んでいる人へのヒントになればうれしいです。
もし、ご意見や扱ってほしいテーマなどがあれば、気軽にコメントしてください!

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