
えっ…なんで自分が「怖い」って思われてるの…?
言い方も気をつけてるつもりなのに…
IT業界30年、フリーランスSEのおにぎりです。
若手リーダーの中には、真面目に頑張っているだけなのに「ちょっと怖い」と言われた経験がある人も多いのでは。
自分では“指導のつもり”でも、受け取り方は人それぞれ。
実はわたし自身、若いころ何度も「怖い」と言われてショックを受けたタイプです。
この記事では、なぜ「怖い」と言われてしまうのか、その背景と改善ポイントをやさしく解説します。
読めば、あなたの伝え方・接し方が変わり、チームの空気もぐっと柔らかくなるはず。
- 「怖い」と言われてしまう本当の理由
- リーダーとして伝え方を工夫するポイント
- 怖さの裏にある“信頼感”とのギャップ
- 実践できる柔らかいコミュニケーションのコツ
お悩み:周りから『怖い』と思われてる

最近、ツナマヨくんがあまり目を合わせてくれない…
しゃけ先輩にも「おかかくん、ちょっと怖いって言われてたよ」って…
そんなつもりないのに…

おかかくん、それは「できる人」だからこそ起きる現象かもしれないね。
怖さの原因には、いくつか共通点があるんだよ。
結論:怖さはリーダーの“伸びしろ”かもしれない
リーダーとして「怖い」と言われるのは、求められる期待がある証拠。
ただそのままでは、信頼よりも距離が生まれてしまう。
「伝え方」や「空気の作り方」で、印象は驚くほど変えられる。
なぜ「怖い」と言われるのか?
- 声のトーンが強めになっている
- 指摘が事実でも感情に配慮していない
- 余裕がなくて「表情が険しい」
- 質問に対して即答・即指摘してしまう
どれも「真面目にやってるからこそ」なんだけど、受け取る側からすると圧に感じることもある。
印象を変えるための3つのステップ
ステップ1:表情と声を“1トーン下げる”
ふだん通りの声でも、相手には強く聞こえることがある。
「少しゆっくり」「語尾をやわらかく」「笑顔を意識」だけでも印象はかなり変わる。
例:「これ違うよ」→「おっ、ここ惜しいね。ちょっと見直してみよっか」
ステップ2:フィードバックは“共感”から入る
いきなり正論より、「気持ちをくんでから伝える」方が響く。
例:「うん、時間なかったよね。でもここだけは押さえておこう!」
ステップ3:自分の“怖さ”を逆に活かす
信頼や頼られやすさに変えるには「フォロー」で帳尻を合わせる。
例:後から「さっき言いすぎたかも、ごめん」と一言添える
「本気で向き合ってくれてるんだな」と伝わることで印象がプラスに変わる
周りから気を使われていた私が変われた理由
私もメンバーから直接ではなく、間接的に言われてショックを受けたことがありました。
『今日のおかかさん、機嫌はどう?話掛けても大丈夫かな?』とメンバー同士で話していると同僚から聞いたからです。
これは直接言われるよりもショックでした。
日頃から『相談してね』『何かあったら聞いてね』と常にメンバーに寄り添っていたつもりでしたが、本当に掛けていたのは『言葉だけだった』ということに嫌なほど気づかされました。
忙しそうな様子に気づいても、相手が相談に来るまでは自分から声をかけなかったり、意見を伝えたけど、相手の気持ちまでは確認してなかったり。
その件があってからは、本当の『メンバーに寄り添うとは何か』『信頼を得るにはどうしたら良いのか』を考え、言葉だけではなく行動も含めて接するようにしました。
気になる様子があれば「何かあった?」と一声かけたり、相手の表情を見てから話すように意識しました。
今となっては当時のメンバーとの笑い話になります。
まとめ:「怖さ」から「信頼」に変える工夫を
怖さ=悪いことではない。
でもそのままでは誤解されて損することもある。
伝え方のクセに気づけば、印象は必ず変えられる。
- 声のトーンを意識して1段階やわらかく
- 指摘の前にひとこと共感を添える
- ときどき「ごめんね」や「ありがとう」を口に出す
この投稿が悩んでいる人へのヒントになればうれしいです。
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