
おかかくん
えっ、これってそういう意味じゃなかったの!?ちゃんと説明したつもりなのに…
IT業界30余年、フリーランスのシルバーエンジニア。おにぎりです。
プロジェクト現場では「伝えたはずなのに伝わってない…」ということがよく起こります。
でも実はそれ、珍しいことではありません。
コミュニケーションロスは“あるのが前提”。
そして、「伝えた」だけではなく、“どう受け取ってもらえるか”を考えるのが本当の伝え方です。
この記事では、伝える力を上げるために
- なぜ伝わらないのか
- 受け手側の影響
- 正しく受け取ってもらう伝え方の工夫
を、現場目線でお伝えします。
この記事でわかること
- コミュニケーションロスはなぜ起こるのか
- 「言わなくても伝わる」はなぜ通用しないのか
- 正しく受け取ってもらうための3つの伝え方の工夫
- 受け手側の意識が与える影響
お悩み:指示したことが伝わらない


おかかくん
ちゃんと伝えたのに、全然ちがうことをされててビックリしたよ…

おにぎりさん
私も昔、かなり丁寧に説明したつもりだったのに、全く違う資料が出来上がってきて、結局自分で最初から作ったことがあったよ。
結論:「受け手が正しく受け取れる伝え方」を意識しよう!
この記事の結論
伝えるだけでは足りない。
「受け手が正しく受け取れる伝え方」を意識しよう。
そのうえで、「伝わらないのが前提」という姿勢が、チームを救う。
対処方法:受け手が正しく受け取れる3つのステップ
伝える力と同じくらい、受け取る力が大事なんだ。
でもまずは、伝わるように伝える工夫から始めよう。
ステップ①:「言わなくても分かる」は捨てよう
- チームの背景・経験・用語理解はバラバラ
- “察してくれるはず”は甘え
- 「自分の言葉」で伝え直すことが信頼につながる
ステップ②:正しく受け取ってもらう伝え方の工夫
✔ 目的を最初に伝える
「これを頼むね」ではなく、「この目的のために、これをお願い」と伝えると、相手の理解が深まる。
✔ あいまいな言葉は避ける
「それなりに」「なるべく早く」などは解釈が人によって違う。
数字や期日などを明文化して伝える。
✔ 伝わったかを確認する
「ここまでの話、どう理解した?」と相手に復唱してもらうと認識ズレにすぐ気づける。
ステップ③:受け取り方も“責任の一部”
- 聞いてるふり、分かったふりが一番危険
- 「分からない」は恥ではない
- 受け手が確認・質問する姿勢がチーム全体を強くする
- ただし、聞き返しづらい空気があるチームでは、受け手側が黙ってしまうのも当然です。
まとめ:伝える側受け手側、双方の努力が必要

おかかくん
よし、僕も伝え方を工夫してみよう!
この記事の結論
明日からできるアクション
- 伝えるときは「なぜそれが必要か」から始める。
⇒目的を伝えることで受け手が最終形をイメージしやすい - 指示内容に数字や期限を必ず入れる
⇒抽象的ではなく、具体的な指示になる - 相手に「どう理解したか?」を確認するクセをつける
⇒認識違いの芽を早めに摘む
この投稿が悩んでいる人へのヒントになればうれしいです。
もし、ご意見や扱ってほしいテーマなどがあれば、気軽にコメントしてください!
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