ゲーミングチェアがへたってきたので、在宅作業用にオフィスチェアへ乗り換えた

在宅の作業机でオフィスチェアに座って作業するおかかくん IT本・ツールレビュー

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おかかくん
おかかくん

最近、椅子から立ち上がるたびに腰が「うっ」てなるんだよな…。長時間コーディングしてるとどうしても座りっぱなしになるし。

おにぎりさん
おにぎりさん

それ、椅子そのものが役目を終えてるかもしれないよ。私も長く使ってたゲーミングチェアがへたってきて、最近オフィスチェアに買い替えたんだ。順番に整理していこう。

在宅で作業するようになって、椅子に座っている時間がひたすら伸びた人は多い。私もその一人で、今使っていたゲーミングチェアは、コロナ禍でリモートワークが始まったタイミングで買ったものだった。比較的安価な製品だったので、当時から大なり小なり気になる点はあったが、約5年以上使い続けてきた。それだけ長く使えば当然だが、座面のヘタリや合皮の剥げがさすがに目立つようになり、買い替えを検討し始めた。

5年使用したゲーミングチェアの肘掛け部分。合皮が剥がれて布地が露出している

実際に5年使ったゲーミングチェアの肘掛け。合皮がここまで剥がれていた。

ゲーミングチェアからオフィスチェアへの乗り換えで気づいたのは、「どちらが優れているか」ではなく「何を優先する作業かで選ぶべき椅子が違う」ということだった。この記事では、乗り換えの判断基準と、実際に使ってみた良い点・不満だった点を正直に書いていく。

ゲーミングチェアとオフィスチェアは、優先するものが違う

ゲーミングチェアは長時間の「前傾・集中」姿勢を支えるために作られている。ハイバックで包み込まれる感覚が強く、リクライニングを深く倒してゲームや動画視聴に使う人も多い。見た目の主張が強いのも特徴で、部屋の雰囲気に合わせにくい面もある。

一方オフィスチェアは、椅子に座ったまま長時間の「作業」を続けることを前提に設計されている。座面の体圧分散、腰を支えるランバーサポート、デスクとの高さの合わせやすさなど、細かい作業を継続するための機能に振られている。

コーディングのように、画面を見ながらキーボードとマウスを操作し続ける作業は、実は「ゲーム」より「事務作業」に近い。姿勢が動く範囲は小さく、同じ姿勢を何時間も保つことになる。この作業特性を踏まえると、SEやSES現場で長時間PCに向かう人には、オフィスチェアの設計思想の方が噛み合う場面が多い。

作業タイプで選び方を変える

作業タイプ向く椅子の傾向
コーディング・資料作成など、姿勢がほぼ固定される長時間作業オフィスチェア(体圧分散・腰サポート重視)
休憩時間にリクライニングを深く倒して休みたいゲーミングチェア(深いリクライニング重視)
在宅作業がメインで、部屋の雰囲気にも椅子を合わせたいオフィスチェア(家具として部屋に馴染むデザインが多い)
短時間の作業を頻繁に切り替える・立ち座りが多いどちらでも大きな差は出にくい

私の場合は、平日の大半をコーディングとドキュメント作成に使っている。姿勢がほぼ固定される時間が長く、休憩時のリクライニングよりも、作業中の腰の負担の方がずっと切実な問題になっていた。ここが乗り換えの決め手になった。

実際に使ってみて感じた良いところ

買い替え先を決めたのは、たまたま立ち寄ったニトリの店舗だった。実際に座ってみて、座面の当たり方が今のゲーミングチェアより自分の作業スタイルに合うと感じ、その場で購入を決めた。選んだのは「オフィスチェア(OC707 ポケットコイル)」。座面に体圧分散性の高いポケットコイルを使っていて、可動式ヘッドレストとフットレストが付いているのが特徴の商品だ。

組み立て後のニトリ オフィスチェアOC707を正面から撮影

商品ページで最新の価格・カラーを確認できます

長時間座っても、腰への当たりが変わった

いちばん実感したのはここ。ゲーミングチェアで気になっていた「同じ姿勢を続けると腰が固まる感じ」が、座面のポケットコイルとランバーサポートに変えてから明らかに減った。長時間のコーディング作業でも、以前より「そろそろおしりが限界」と感じるタイミングが遅くなった実感がある。

オフィスチェアを横から撮影。フットレストを折りたたんだ状態
座面はポケットコイルタイプとメッシュタイプが選べる(写真はポケットコイルタイプ)

フットレストは、新しい方がしっかりしている

フットレスト自体は前のゲーミングチェアにも付いていたが、新しい椅子の方が足を乗せたときの安定感が明らかにある。少し根を詰めた作業の後、椅子に座ったまま脚を伸ばして小休止できるのは変わらないが、乗せていて安心できる作りになったのはうれしい違いだった。

オフィスチェアの座面とフットレストを展開した状態を上から撮影
フットレスト付き

不満だった点も正直に書く

良い点だけ書いて終わるわけにはいかない。実際に使ってみて引っかかった点は2つあった。

組み立て時、キャスターの取り付けがかなり固い

購入者レビューでも同じ声が複数あったが、組み立て時にキャスターを差し込むところで苦戦した。想像以上に力が要る作業で、組み立て作業自体を「軽い家具の組み立て」くらいに考えていると面食らう。買った直後の第一印象がここで下がる人はいると思う。

加えて、梱包箱の時点で本体重量は約21kg。持ち運びも組み立ても一人でやろうとすると地味にきつい。玄関先から部屋までの運搬、箱を開けてからの組み立て作業まで含めて、できれば二人でやることをおすすめする。一人でやる場合は、無理せず休憩を挟みながら進めた方がいい。

リクライニングが思いの外、倒せない

深く倒して休みたい場面では、リクライニングの可動域が物足りなく感じた。前のゲーミングチェアは180度近くまで倒せて、そこは正直よかった点だ。新しい椅子は倒せる角度がだいぶ少なく、ここはゲーミングチェアの得意分野をそのまま引き継げるわけではない、という当たり前の事実でもある。「作業中の姿勢」を優先して選んだ椅子なので、休憩の倒し心地まで両立させたい人は、この点を天秤にかけておく必要がある。

新しいオフィスチェアのリクライニングを倒した状態を横から撮影
目一杯倒した状態がこちら。写真で見てもらうと角度の感覚が伝わりやすいと思う。
(座った状態で体重をかけるともうちょっとだけ傾く)

向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
コーディングなど姿勢が固定される長時間作業が中心休憩時に椅子を深く倒してリラックスしたい
組み立ての手間を許容できる(力のいる工程が何箇所かある)組み立てを人に頼めない・力作業が難しい
部屋に馴染むシンプルなデザインを求めているゲーミングチェアの見た目・包まれる感覚が気に入っている
フットレスト付きで小休止したいオフィスでの業務使用を想定している(家庭向け商品のため対象外)

最後の点は商品ページにも明記されている通り、この椅子はあくまで一般家庭向けの設計で、業務使用を前提にした構造ではない。在宅の自宅作業スペースで使う分には問題ないが、オフィスへの導入を考えている場合は、業務用として作られた別のラインを探した方が無難だ。

よくある質問

Q1. ゲーミングチェアからの買い替えで、座り心地の変化に慣れるまで時間がかかった?

数日は「包まれる感覚」がない分、物足りなく感じる時間があった。ただ長時間のコーディング作業では、包み込まれるより体圧が分散される方が結果的に楽だと感じるようになった。

Q2. 組み立ては一人でできる?

不可能ではないが、おすすめはしない。梱包箱の時点で本体重量は約17kgあり、持ち運びだけでも一人だと負担が大きい。組み立て自体もキャスターの差し込みに力が要るなど、できれば二人で運搬・組み立てまで進めるのが安全で早い。

届いたニトリ オフィスチェアOC707の未開封の梱包箱
箱のサイズが幅73cm×奥行44.5cm×高さ66,5cmで重さは約17kg。
これを2階まで一人で運ぶのはちょっときつかった。

Q3. リクライニングが物足りないなら、どう休憩すればいい?

椅子を深く倒すより、フットレストを使って脚を伸ばす、あるいは席を立って軽く歩く方が、この椅子の設計とは噛み合う。休憩の取り方自体を椅子に合わせて変えるのも一つの手だ。

Q4. ネット通販で買っても大丈夫?

価格や口コミだけで決めると、座ってみた時の印象と違うことがある(前回は口コミ(と価格)に惹かれて失敗した)。可能であれば一度店舗で座ってみて、座面の硬さや腰の当たり方を確かめてから買う方が失敗しにくい。私自身も店舗で試座して購入を決めた。

まとめ ── 椅子は「何の作業に使うか」で選ぶもの

  • ゲーミングチェアとオフィスチェアは優劣でなく優先するものが違う
  • 姿勢が固定される長時間のコーディング作業には、体圧分散・腰サポート型の椅子が噛み合いやすい
  • 良い点(腰の負担減・フットレスト)と不満点(キャスターの固さ・リクライニングの角度)は両方正直に見る
  • 業務使用を前提にした商品ではない点は、選ぶ前に確認しておく
  • ネット購入する場合でも、可能なら店舗で実際に座って確認してから決めた方がいい
おかかくん
おかかくん

椅子を「なんとなく良さそう」で選ぶんじゃなくて、自分の作業のクセに合わせて選べばいいんだね。

おにぎりさん
おにぎりさん

そう。姿勢が固定される時間が長いなら、まず座面と腰のサポートを見てみるといいよ。私も店舗で実際に座ってみて、これなら合うと思えたから決められたんだ。ネットだけで決めず、できれば一度座ってみてほしいな。組み立てだけは、心の準備をしておいてね。

※商品の価格・カラー・キャンペーン期間は変動します。最新の情報はリンク先の商品ページで確認してください。

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